痛みの10段階?

 今回のアメリカでの病院通いで、身体の状態や痛みの程度を説明するのに難儀しています。言葉の問題もありますが、人が感じる痛みというのはまことに主観的で、いざどのくらい痛いかを伝えようと思うと・・・?
 そして、これは誰もが同じように悩むことのようで、病院の診察室には痛みの10段階の表があります。特にナースの問診の時に、痛みは10段階のどのポイントかと聞かれます。あえてそう言われるとまた頭を抱えます。痛みの只中の時は、唸りながら痛〜い!と心の中で叫んでいたのですが、あとでそれを振り返るとどの位痛かったか、さだかではないのです。ということは大した事無かったのか?それじゃ、6か7ぐらいかな?
 するとナースは、コンピューターに入力するのでどちらかにして下さいと言うのです。それでは、控え目に6かな、いや5にしてください・・・。何も痛みをディスカウントしなくて良いのでしょうが、ついそう答えています。なんて、自分の感覚がいい加減なのかなとも思います。


 この2日間ほど、キモラジの効果がでてきたのでしょうか、少しばかり辛いです。特に午後から夜にかけてです。トイレ駆け込み回数が増えて、中で唸りますウ〜ッ、これはキモラジ療法と皆さんのレーザービーム祈祷の効果だろうと思いますが、医師より予告されていた最後の2週間の痛みが早めにやってきたようです。(特にラジエーションは腫瘍・ガン細胞を直撃しているのですから、何も変化が無いほうがおかしいですよね。)


 とは言っても、本日の新年礼拝(12月中は英語礼拝に合流していた日語礼拝の四週間ぶりの再開)の時は大丈夫なのですから不思議です。これなら毎日礼拝したら良いのかもしれませんね。ただ、やはり家に帰るとただひたすらカウチに埋もれて休んでいます。しかし、ご心配なくこんな状態でも食欲がなくなりません。今、私の身体は果敢にガン細胞と戦っているのですから、栄養つけて私の身体を元気付けましょう!
 我が食欲にハレルヤ!です。