いのりアイ・ささえアイ


 空中エイ子牧師は、二年ほど前、私が手術後の入院中、その病棟に教会メンバーを訪ねて来られたところでばったりと会って、病室まで見舞って下さった先生です。彼女自身も癌を経験されていますが、癌の再発転移の抑制という課題を今も持ちながら、孤軍奮闘で教会を牧会されています。
 今年の8月、空中先生が牧会されているヌアヌ組合教会の礼拝で説教のチャンスがありました。普段あまり会うチャンスのない先生とお会いでき、さらに、先生の身体も牧会も簡単ではないことを伺い、心が動かされました。
 昨年の1月にハワイの日本語教会の有志の方々が、他教会の牧師である私のために祈祷会を開いてくださり、祈りと励ましを与えて下さいました。その時、私はそこに行くことはできませんでしたが、智恵子が参加できました。そして、みなさんの応援にどれほど励まされたでしょうか。
 他のどの地域よりも日本語教会が協力しあうことのできるハワイだからこそ、苦労されている先生のために特別に祈るべきと示され、「いのりアイ・ささえアイ」という賛美と祈りの集会を開きます。東日本大震災のような大きなテーマのために祈り続けることも大切ですが、身近なテーマのためにも祈りたいですね。
 今回、2年半ぶりに新しいオリジナル賛美も与えられ、新曲の初披露もします。この新曲は「安らぎがある」というタイトルで、すでに息子の匡が提供してくれていた曲を手直しして詞をつけました。息子が作るメロディーは特徴があって耳に残ります。きっと皆さんにも喜んで頂ける賛美になると思います。
 一緒に賛美し、祈りましょう。在ハワイで、土曜に時間のある方はぜひいらして下さい。