「LAでハレルヤ!」後半報告

ブログは、ほぼリアルタイムに記事を書かないと更新しづらくなりますね。LAでハレルヤの後半を書かないと前に進めないようで、プライムリブだけが残ってしまいそうな・・・。

今回のLA滞在の後半は週の半ばから教団総会モードになるので、月・火曜を完全に自由時間に。ずっと以前から、いつかは行きましょうと話していたゲッティ美術館に行きました。石油長者ポール・ゲッティさんの私財により、LAを南北に走るサンディエゴ・フリーウェイ(405)の北、LAタウンを見下ろす山の上に建てられたゲッティ・センター。駐車場からセンターまでは専用のレールウェイが走っており、驚くほど立派なセンターです。いくつものパビリオンがあり、すべてがきれいに整備されています。どのコレクションも目を見張るものばかりですが、今回特集の15−6世紀のキリスト教美術の展示は興味をそそりました。ひとつひとつに感想を書きたいところですが、美術的でも宗教的でもないコメントをひとつ。

この画はマリヤに抱かれた幼子イェスが幼いバプテスマのヨハネと対面しているところです。この画を見て、すぐに連想したのは、以前のブログに掲載した幼少のころのわが息子と姪の対面写真の、力の入った足先でした。イェスさまの足先も少し力が入っているように見えますが、なぜでしょうか?

そして、翌日にはもうひとつのゲッティ・ビラにも行ってしまいました。サンタモニカの北、マリブにあったゲッティさんの邸宅が古代ローマギリシャ風なミュージアムになっています。こちらは入場チケットが必要で、前日にインターネットで手配しておいたのですが、ちゃんと登録されておらず、入り口で立ち往生。しかし、さすがにハワイからの私たちを帰すことはしませんで、「特別ですよ!」と入場させてくれました。ありがとう!

こちらのゲッティ・ビラは、古代ギリシャ・ローマの古美術品がずらりとコレクションされ、ローマ式邸宅のパピルス荘が再現されたガーデンを一周すると不思議な気分。これらの時代にイェスは生まれ、新約聖書が書かれ、初代のキリスト教会が誕生したのだ・・・。でも、聖書は古美術のように削れたり欠けたりしないで、色もあせずに今も生き生きと私たちに語りかけてくれるなと・・・。
「マリブもハレルヤ!」です。

美術なユウジ