祈りのレーザービーム!

 多くの方々からメールや電話、ブログコメントをいただきました。この場をお借りして皆さんに感謝をいたします。教会の方々、ハワイの日本語諸教会の方々が、日本や米本土やオーストラリアやイスラエルからも励ましと祈りをいただきました。このブログがあればこそでしょうか。思いかけぬ方からもご連絡をいただきました。
 本当にありがとう!
 来週月曜から具体的にキモ・ラジエーション(化学・放射線治療)の準備が始まり治療のスタートとなります。今日は痛みも出血も少なく、少しリラックスして一日を過ごしました。

 前回のブログやメールで祈りのビームという言葉を使ったら、たくさんの方々がそれに答えてビームを送って下さいました。あとから考えて、祈りのレーザービームの方が適切かなとも・・・。いちろう選手の外野の深い所からホームベースへの送球も確かレーザービームなどと呼ばれていますよね。放射線治療もがん細胞を直接狙い打ちする治療なので、祈りでも私の直腸ガンを狙い撃ちして下さいという願いです。
 先週の日曜はまだ、この診断は下っていませんでしたが、日語礼拝をするのがやっとで、その後は教会の皆さんにお任せしました。その時、教会の皆さんが私を囲んで祈って下さいました。牧師も皆さんに祈られてはいますが、直接的にこのように祈りの輪の中で、祈られるというのは初めての経験だったかもしれません。輪の中に身を置くと涙が溢れてきました。それはただ主観的な感動の涙だけではないと感じました。なにか違うのです。それは身体にも現れました。鈍く重たく感じられる患部がスーッと軽くなったのです。「気のせいかな?」。でも、自宅に帰ると内視鏡検査後に無かった便通があり、出血がおさまり、深夜に度々起きてトイレに向かう回数が減り、久しぶりに眠れたのです。翌日もそれは続きました。正直、これで腫瘍が消えたらすごいなとも期待しましたが、またゆっくりと元の状態に戻りました。
 しかし、私はがっかりというよりも、祈られて祈りが答えられるというのはこういうことかなとも思いました。さらに皆さんの祈りが集められて強められて「祈りのレーザービーム」が照射され続け、患部からガンが小さくされてゆくことを想像しました。
 CTの検査の前日、教会の方々がお昼の時間に同刻祈祷をして下さり、許される方々は我が家にまで来て祈りの輪を作って下さいました。そして、色々な所から「祈っているよ」とのたくさんの声は本当にありがたいことです。
「祈りのレーザービームでハレルヤ!」です。
 祈られるユウジ