我慢系で再入院?!

 3月5日、中村裕二は直腸癌の手術を受けました。手術方法は、開腹時に当初の手術予定より大幅に変更されました。これは先立って受けた6週間の化学放射線療法の好結果によるものでした。結局、直腸部分の摘出は最小で済み、リンパ節への転移は完全に抑えられ、仮人工肛門の設置はキャンセルされました。
 その後は入院により手術の回復治療を受けました。ちょっとした出血や輸血処置もありましたが、おおよそ順調ということで3月14日に退院。その後は自宅療養となりました。
 しかし、この自宅療養は決して楽ではなくブログの更新もできませんでした。自宅療養の困難は、単に腸内にあるガスや回復のための痛みだけではなかったのでした。
 結局は、3月27日の担当医Dr.Sawaiの検診を受ける時に痛みはピークに達していて、最終的には、下腹部に手術後の影響によるインフェクションとガスが溜まっているためと診断され、その日に治療、再入院となりました。
 そして、本日3月29日は再入院三日目、再治療の結果は良好で明日30日にはもう一度CTスキャンで確認、今後の治療が決まるでしょう。

 結局は、少し痛みを我慢しすぎだったようです。なにぶんにも、すべて初めての経験で、痛みの度合いも忍耐もどれほどなのかというを見極めるのも簡単ではありません。
 でも、痛みを我慢するのが得意とは思っていなかった自分が、随分と我慢系の人間になったのかなとも感動しています。
 我慢なユウジ