癌手術からもう6年経過


明日のコピーの準備でいつものコピーセンターへ、今日の真珠湾は穏やかですね。。。


 「ユウジの快復記」というカテゴリー、「闘病記」というのはいかがなものか、、、と当初はそんなに何年も続くものでは無いと、早期の病気治療からの解放を願い、さらに「回復」より「快復」を選んだのだが。。。もう6年経過しても、まだまだ「快復」とは言い難く、これからも「快復」という言葉は使いづらくなっている。
 よく「お身体いかがですか?」と問われると、「まずまず、、、」としか答えられず、このカテゴリーでの記事も書きづらい、、、で、いまさらですがタイトル変更。自分の体調の記録として「ユウジ体調備忘録」にします。


<2014年>
10月、ほぼ一ヶ月の訪日中は身体への負担ありで隔週で微熱、37.5℃発熱も二回ほど有り。膀胱穴も広がっているようで、肛門からの尿リークが多く、尿パッドの消費多い。強い口内炎や舌炎、喉の痛みが繰り返される。
11月、日本から帰っての体調調整期間のため、37℃弱の微熱が続く、下痢が一回と2週間周期で濃い排膿有り。途中10日ほど抗生物質服用するも効果は認められず。周期的に口内炎や舌炎はできるが、先月より弱まったと感じる。
12月、ほぼ7日周期で微熱、濃い排膿有り。二回は37.5℃超の発熱あり。周期的な口内炎や舌炎、喉の痛みはまだあるが弱まりつつある。
<2015年>
1月、前半に二日の37℃弱の微熱と二日の下痢二回有り。後半は排膿少なく安定。肛門からの尿リークも減り、昼間は尿パッドを外すことも可能となる。口内炎、舌炎、喉の痛みは弱くなってもまだ続く。
2月、前半は数日おきに微熱、下痢で腹部鈍痛と頭痛有り。後半は排膿少なく安定。肛門からの尿リークはあるものの、昼間は尿パッドを外す頻度を増やす。口内炎、舌炎、喉の痛みは少し残る。


評価:この二ヶ月は発熱のピークが37℃以下に留まり、頻度も減って、排膿も少なめ、肛門からの尿リークも減って安定している。周期的な微熱と腹部鈍痛や頭痛、口内炎などは続いているが、昨年に比べれば弱まったようである。

ユウジ癌治療経過のアウトライン
2008年12月10日、直腸癌と診断される。18日より抗癌剤放射線治療(6週間)。
2009年3月5日直腸癌摘出手術、その後縫合不全で再手術入退院を繰り返す。
2010年7月までに大小の手術合計9回、入院10回。慢性骨盤内膿瘍で毎月のように抗生物質の服用、ハワイでの治療では改善されず3年が経過する。
2012年6月大阪にて骨盤内膿瘍の再手術、直腸縫合不全部位以外の癒着は摘出、命の危険は回避され、その後は骨盤内膿瘍の症状は弱まる。しかし、完全に膿瘍が治まること無く続く。完治ではないので定期的な日本での経過観察が必要。
2013年4月、先の放射線治療、縫合不全、骨盤内膿瘍の影響で弱った膀胱に穴が開く。5月再手術の可能性で訪日、大阪での検査診察を受ける。しかし、再手術の危険と困難の故に膀胱の穴を温存、現在も続く。
2014年3月、癌の再発転移無し5年生存で腫瘍内科からは解放される。