「祈り」

「祈り」 作詞:中村裕二 作曲:中村匡


アーメン アーメン


汝がためわれ祈れり とどかぬ思いのゆえ
汝がためわれ祈れり とどかぬ言葉のゆえ
やまを越えてはるかに 祈りははしる
そらを越えてはるかに 神のもとへと


沈む思い消し去りて しずかにひざまずく
さわぐ心うちしずめ しずかにこうべを垂る
わが祈り汝がため アーメン
わが祈りしずかに アーメン


アーメン アーメン
アーメン アーメン


この曲は、CD「祈り」の一曲目に収められたタイトルソングです。

中村智恵子 MySpace」で聞くことができます。

 この曲は、わが息子、匡(ただし)の作曲で、今から6−7年前にピアノの曲として作ったものでした。ハワイで高校を卒業してから、LAのカレッジに進学した彼でしたが、どうしても音楽なしでは生きて行けない(?)と音楽学校に進み直すことを希望して、一時ハワイに帰って準備をしている時に作った曲。まだまだ習作でしたが、そのテーマがたいへんに耳に残っていたので、その曲に私が詞を付けて今回のCDに収めました。
 そして、この詞はこの10年間の智恵子を「となり」で見ていた私の、智恵子そのものを歌った詞と言えます。牧師夫人というのは、牧師以上に楽な立場ではありません。最初にも最後にも祈っている彼女の祈りが「思い」と「言葉」を越えて、「神のもとへと・・・」。ただ、「アーメン アーメン・・・」と。

となりのユウジ