50メートルがとても遠い・・・


 これは、今回の繰り返し手術の中心であった臨時のストーマ人工肛門)に、装着するアタッチメントとバッグです。病院でもこの装着に苦労しましたが、このアタッチメントがなかなか安定して装着できず、専門の看護士もてこずっていました。ストーマの位置が切開箇所に近すぎることと、私の激ヤセのせいでお腹の皮が波打ち、ストーマ周辺も波打っていてアタッチメントが安定しないのです。
 退院二日目の夜には、すでに二回も交換をしてしまいました。このアタッチメントは週に一度の交換が原則で、病院からは3セットのみを持ち帰ったのですが、在庫が1セットのみです。すでに、追加をオーダーしてありますが、自宅に送られてくるまでには一週間ほどかかるでしょうから、少し不安です。この1セットの在庫は大切な私の臨時のお友達です。早く追加オーダーのお友達も到着して、私の波打ったお腹で安定してマウントされますように。


 本日、退院後第一回の医師の検診でした。昨日今日と痛み止めもほとんど取らずに、比較的安定していますし、下腹部縫合部分も医師の見立てでは来週には抜糸可能ということです。あとはいつものフレーズで「歩け、歩け!」でした。OK!一生懸命歩きますよ。
 5/18ブログに那覇のMT先生が「50メートルがとても遠く感じましたよ」とコメントくださいましが、本当に実感です。家の中を背中と腰を丸めながら必死で5〜10メートルと歩き始め、少し慣れると少し痛くても背筋を伸ばし歩きました。今度は家の外に出て、ゆっくりゆっくりと歩きます。家の中と違って最初は少し怖い感じ、ポストまでの10メートルの往復から始まって、今日はバーベキューグランドまで往復50メートル以上を少しスピードアップで歩けました。無理はしませんが、やはりちゃんと毎日少しずつでも快復の道を歩んでいるのですね。
 歩け歩けのユウジ