親父様の近況

(息子、中村匡のブログ「B-BEAR」からの転載)
 親父様のブログがしばらく更新されていない状態なので、心配をされている方もいるかと思います。今日、おふくろ様から連絡を親父様の事で連絡を受けたので、可能な限りここに書きたいと思っています。
 最後の手術という事で行った人工肛門を外す手術をしてから、約2週間以上たったところでしょうか。一度は術後退院して自宅にて療養していたのですが、退院してから約2日後、体の不調からまた入院となり、それから約10日ほどたったところだと思いますが
明日、再手術となりました。
 僕も電話で聞いただけの状態で間違った情報を書いてしまう恐れもあるかと思うので詳しい事はあえて書きませんが、簡潔に書くと治るべき部分が治っていなかったという事と
人工肛門を使っていた時に使用していなかった腸が想像以上に、機能していないという事が大きな原因のようです。
 手術の内容としては完治していなかった腸の一部と、機能が低下している腸を切除するという事のようです。つまり、親父様が一番最初に行った直腸にできた癌を摘出する手術と同じ内容になると思います。術後、おそらくまた人工肛門を付ける状態になるという流れ…。
 去年の10月からだったでしょうか、病名が直腸ガンと判明してからなんだかんだで1年ほど闘病生活をおくっていますが、今回ばかりは本人もかなり精神的に参っているようで、今日もベットの上で涙ながらに今の状況の辛さを訴えていたようです。それを僕に教えてくれたおふくろ様本人も直接僕には言いませんでしたが、電話の声の様子でかなり参っているなという事が良くわかりました。
 最後と思っていた手術からまた振り出しに戻るこの現状は、本人はもとより親父様の側でサポートをしているおふくろ様にも相当堪える事実だと言えると思います。
 ただ、本人たちはもちろん「もうムリだ」と投げ出したわけではありません。ここからまたどういう状況が待っているかはわかりませんが、希望を持っていると思います。このブログでも何度か僕も書いて来ましたが、今改めてここに書きたいと思います。
 皆さんの祈りの力が必要です。
 どうか、闘病中の親父様をはじめ、それをサポートするおふくろ様のために覚えて祈って下さい。今の僕も日本から祈る事しかできませんが、それが一番に力になると信じています。そして、その祈りの輪が大きければ大きいほど、その力は大きくなると信じています。
 長くなりましたが、皆さんの祈りのサポートが必要です。明日の手術を乗り切る力、精神状態、そして今後の流れ、覚えて祈っていただけたら本当にうれしいです。
 長くまとまりの無い文章になってしまいましたが、よろしくお願いいたします。