術後、7日目と8日目

(息子、中村匡のブログ「B-BEAR」からの転載)
 昨日はあまり親父様の体調に大きな変化は無く、あるとすれば、1日に数回にわたって出る発熱が、どうにも気になるところでした。昨夜もそこまで高くは無かったみたいですが、微熱がずっと続いていたようで、今朝も少しだけしんどそうな顔をしていました。
 まだ、なかなか病院食には手をつけられませんが、お粥はかろうじて食べれるようで、今朝もお粥とお茶を持っていくと、少しですが食べる事ができました。
 やはり熱があると食欲も無くなるようで、僕が行った時はちょうど食べれるくらいの熱だったようです。と言っても、やはり微熱で辛そうでしたが…。
 あまりにも発熱が続くので実は今日検査をしました。CTで手術した部分を検査したのですが、検査前に造影剤というのでしょうか?約1リットルほどの液体を飲まなければいけないようで、その液体がドンとベット脇のテーブルに置かれた時は、僕も親父様も言葉を無くしてしまいました。もちろん、親父様はこれがはじめてではないのですが、僕ははじめて見るので、「これ全部なの?拷問だ…」と思わず口にしてしまいましたが、本当にそれくらいの迫力でした。
 今日、ちょうどお昼くらいに検査を終えて、担当医から結果の報告があり、多少、手術した部分に感染症の影響があるようですが、薬で解消できるレベルであり、ほぼ問題は無いというのが、担当医の判断でした。発熱が続いたのはその感染症の影響だったようですが、薬ととにかく水分を多く取る事、また歩く事で、全ては解消されるとの事です。とにかく、本人の体力が戻る事が大切なようです。
 親父様もおふくろ様も、もちろん僕も、どうにも今日の検査結果は気になっていましたが、僕らが思っているよりは術後の状態としては良いみたいです。
 とにかく親父様にはいきなりは無理だとしても、ゆっくりで良いのでいっぱい食べてもらいましょう。いっぱい歩いてもらって腸を働かせましょう。そして、ここ最近たまにボソっと言っていた、「コーラが一口飲みたい」という親父様の願いも、近いうちにかなうと信じましょう笑。もうすでに家にコーラはスタンバイ済みですし。
 僕自身も疲れが出ていたせいか、少し発熱が続く親父様の事で少し不安もありましたが、不思議と今日で吹っ切れました笑。今は回復と退院を楽しみにしています。