あれから一年・・・。

昨年の12月10日、直腸癌の診断を受け、このブログ上で「祈りのレーザービーム」を要請しました。
そして、すぐに多くの方から反応を頂いて、祈っていただく幸いを体験しました。
しかし、正直言って、私自身はまだ直腸癌を軽く捉えていたかもしれません。
化学療法や放射線療法がどういうものなのか、手術とはどういうことなのか、
インターネットの情報は沢山ありましたが、自分では整理しきれませんでした。
とにかく、まな板の鯉で行くしかないというのが現実でした。
あれから一年・・・。
想定よりも多くの時間を費やしての治療は簡単なことではありませんでしたが、
不思議と不平や不満というよりも納得した気持ちでいます。
全ての治療や手術には、どんな簡単なものでもリスクがあります。
普通に生きてゆく上でも必ずリスクがあります。
しかし、自分の都合を考えるならリスクは無いものと思いたい。
今回、どうも私はリスクのカードを引き続けたようですが、
そんなリスクで弱さを知った時、弱さの中に現される神の力を体験しました。
この一年は何ものにも変えがたい、大切な一年でした。
弱さのゆえにハレルヤ、無力なゆえにハレルヤ!