もう一歩、主に近づける

 今週の水曜、用事から家に帰ると銀行のSさんから電話があったよと伝えられました。銀行のSさんは、今回のCD制作の銀行融資の担当者。今時困難な銀行融資に成功した私たちの背後に神さまが居られると私たちは彼女から大きな祈りのリクエストをいただいていました。私は、あー祈りが聞かれて、良いNEWSかなと、メモに書かれた彼女の携帯の番号に急いで電話をかけました。
 しかし、一番望んでいない結果に愕然としがっかりしている彼女の声に、私も言葉をなくしました。でも、電話を切る前に、祈らせてくださいとその場で祈りました。何を祈ったか、余り覚えていませんが、まだ仕事中の彼女を気にして短い祈りでした。
 そして、彼女が寝れぬ夜になるのではと思い、夜寝る前に電話を入れました。留守電になっていたので、心配している事と、祈っている事と、必ず神様の導きがあるというメッセージを留守電に残しました。明日は主人の手術があるので、金曜日に銀行に会いに行きますとも、伝えました。
 金曜日の朝、まず病院にいる主人の声を電話で聞き、それから銀行のSさんに会いに行きました。私は銀行に到着して、「私に何ができるのですか?」と車の中で祈りました。ドアを開けて中に入ると。彼女は紙に書かれた祈りの文章を読んでいました。私が顔を見せると、涙を流して喜んでくれました。
 彼女は私が何か言う前に、私が言うべき言葉を言いました。「電話を有難う、本来は寝られるどころではなく、最近は心配でまったく寝れ無かったのに、あの夜から嘘のように良く寝られました」と言い、「このことを通して大切な事が分かりました」と声を震わせながら言いました。そして、店内ではなくランチルームで祈りをお願いしますと一緒に祈りました。イェスの御名によりと力を込めて祈りました。
 もの事が上手くいったから主をほめたたえるのも良いでしょう。でも、むしろもの事が上手く進まないところで主をほめたたえつつ、もう一歩主に近づくことができるのは聖霊様の力。その力を二人で受け止め、喜びながら彼女は仕事に戻り、私は主人の待つ病院へ行く事が出来ました。主にハレルヤ!!