宮古市の漁師さんのブログ

 大震災のあの日から、ブログやメールを通して色々な情報を頂き、私もその一部を紹介させていただきました。ニュースなども大切な情報源であり、祈るためには確かな情報が必要です。
 しかし、余りに多くを見過ぎ、聞き過ぎると感覚が麻痺してしまいます。また、情報に翻弄されてしまいます。でも、知り合いからの直接の情報や生の声、取材で第三者のフィルターを通っていないブログなどからの直接の情報は、祈りを切実なものとします。
 本日、宮古市出身の知人から知らされた岩手県宮古市「漁師の徒然なるブログ」は、地震津波を避けてお気に船を出すその日から、宮古の被災の状況や日々の生活が記されています。
3月28日付「蛸の浜」、というタイトルのブログには、

津波で橋が崩落まま。
自殺者がまただそうです。
今後増えそうです。頑張っての言葉は無責任です。
かえって逆効果だと思います。

とありました。そうですよね、すべてを失った人がどうして生きて行けるのでしょうか。言葉を失いつつも祈らなければと強く思わされます。


追記)実は、岩手県宮古市には聖書学院時代の先輩(年齢は私より若いかな?)が単立教会の牧師をしています。在校時は大変良い先輩で尊敬してましたが、卒業後は特別に連絡もせず、教団内ではなかったので確かな住所も知りませんでした。しかし、今回の震災の被災地ではないかとその安否を心配していました。間接的に、教会と先生の無事は確認できました。津波にのまれるぎりぎりのところだったようです。