快復へのロードマップの改訂?



 これは皆様ご存知の福島原発の「事故収束に向けたロードマップ」、上が4/17付、下が5/17付改訂版です。さて、進捗状況はいかがなものでしょうか?
 想定外の大地震津波という天災から、出来るだけのことをやりつつも人的対応の拙さが重なり、簡単には収束出来ない状況を抱え続けている福島原発事故。私にとっては想定外だった直腸癌、その後の手術や治療の不手際で、簡単には収束出来ない自分のことと重ねて、勝手に親近感を持っています。しかし、癌の再発転移の無い私の状況とメルトダウンした核燃料を抱え、まだ冷却出来るかどうかという福島原発は比べようもありませんが・・・。
 けれども、私も快復へのロードマップを何回も改訂して、二年半以上を過ごしてきました。今は積極的にできる処置はなく、あと3年弱を待ちましょうというのが今のロードマップですが、本当にこれで良いのかということで、遅まきながらセカンドオピニオンを主治医以外の専門医から頂こうと思っています。
 すでに主治医ドクター・マタヨシの了解をもらいましたので、先週末には病院オフィスでその手続きを済ませました。しかし、二年半以上の記録で、手術も入院の回数も大変に多いですから、その記録は膨大なようです。紙にプリントアウトすると何ページになるのか分かりません。ひとまず、CD-Rにダウンロードしてもらうことにしました。
 米国内では、日本と保険制度が違うため、現在私が加入のカイザー病院での治療が前提で今まで来ましたが、今回はカイザー以外の医師の意見を得ようと思います。そして、できれば日本の専門医の診察と意見も得られればと思います。
 その上で、私の快復へのロードマップ、改訂が必要かどうかを見極めましょう。