復活ギターでハレルヤ!


もう25年以上も前のこと、智恵子との音楽宣教が始まり、
智恵子の歌の伴奏を私がするようになった。
さすがにベース一本で伴奏はできないので、
フォークギターと呼ばれていたアコギからスタート。
クラシカルなレパートリーのためにナイロン弦ギターに変わり、
歌の音量とのバランスやPAの無い会場での補正のため、
エレガットを使用するようになった。
当時、まだエレガットのモデルは多くなかったが、
ヤマハ楽器の助けにより、いくつかのモデルを試した。
特注では無いがヤマハは音程が良く弾きやすかった。
しかし、さらにクラシカルな音が欲しいと、
クロサワ楽器オリジナルのこのギターを入手した。
ネックはごん太で欧州製のクラシック・ギター
当時最良のピックアップも気に入り、その後ずっと使用。


ハワイに住んでからは本格的使用もなくケースに眠る。
がん治療中の5年前、オリジナル曲録音に備え、
10年ぶりに引っ張りだして弦を張り替え調整する。
しかし、ネックの狂いあり、調整しても音程が悪く、
残念ながら使用困難、使用不可、、、でまた冬眠。


お払い箱の楽器はなんだか可哀相(自分を見るようで)、
数週間前、ダメ元と弦を張り替えて再調整を試みる。
すると、、、以前の音痴ギターが嘘のように生き返った。
あの時の不調はなんだったのだろう、、、
音程も良く、弾きやすく、良い音で鳴ってくれている。
楽器も身体も一度や二度で諦めずに、
時間を置いて再調整すると生き返ってくれるね。
ウクレレもいいけど、ギターいいね!
復活ギターでハレルヤ!