術後、2日目

(息子、中村匡のブログ「B-BEAR」からの転載)
 昨日はハワイは日曜日。朝8時過ぎくらいにおふくろと共に病院に行きました。
 一昨日から若干発熱があったのですが、それが夜にさらに上がっていたようで、朝行った時に「熱が出た」と言っていました。おそらく薬の影響が強いと思うのですが、基本的には会話は本当に難しい状態です。水分を取ってはいけない状態なので、単純にそれで口がうまく動かないのと、薬の影響で眠気がすごく強い状態になっています。
 ただ、眠りはどうしても浅いようで、少し物音がしたりすると一瞬目を開けてまた眠ります。素人判断ですが、睡眠は回復には必要な事だと思うので、寝れるならとにかくいっぱい寝てほしいと思いました。前回は寝る事も困難なくらいに痛みや発熱がひどかったようなので、それを思うと今回は良い方なのかもしれません。
 昨日はちょっとしたサプライズがありました。とある教会の英語部のユースグループだと思うんですが、病室まで来て賛美をしてくれました。3曲ほど歌ってくれましたが、とても良かったです。親父も終始笑顔で心穏やかな感じでした。
 おそらく高校生くらいの子達だと思うんですが、日本だとこれくらいの年齢の子達はこういうの恥ずかしがったり、なかなか参加しなかったりするような気がするんですけど、こっちの子は多少恥ずかしさはあったようですが、本当に大きな声で歌ってくれました。素晴らしい事ですね。
 それにしても、アメリカの病院ってのはすごいです。病室でギターと大きな声で歌っても、誰一人文句を言わないんです。まず日本だったらよっぽどじゃない限りあり得ないんじゃないでしょうか?アメリカと日本の医療の差に驚かされる事も多々ありますが、昨日のような違いっていうのはなんか喜ばしい感じです。

 そんな歌のプレゼントがあって少し経ったあたりから、親父が少しずつですが急に話し始めて、ちょっと調子良い感じでした。本人もそれを実感しているようです。ただ、昨日も発熱があってそれが気になりましたが、顔を見る限り大丈夫だろうと思いました。
 今、ハワイはもうすぐ朝の6時になります。おそらく9時前後で病院に行くと思いますが、今朝の親父の状態でかなり回復具合がわかると思います。昨日の朝みたいに眠り続けるようだったらもう少し時間はかかると思うし、手術直前の時くらいに会話もできて顔色も良ければ、本当に良い回復状況だと言えると思います。昨日の感じからは後者を期待しているんですが…。
 写真は歌を歌ってくれた子達です。