腹の中

 日本の息子殿夫婦よりの嬉しい知らせは、毎回の超音波写真で日に日に私達の実感も増します。息子殿が生まれる時はそういうのはありませんでした。埼玉実家近くのM産婦人科病院、入り口でスリッパに履き替え、病室は個室畳敷き・・・。そんなに昔ではないと思っていましたが、今となれば昭和な感じでございます。
 さて本日、それとは何の関係もありませんが、私自身の「腹の中」を覗き見てきました。膀胱内視鏡で、尿道から膀胱内部の腹の中を見ました。今までも、レントゲンやらCTスキャンやら超音波映像やら直腸内視鏡やら、腹関係を中心に色々な方法と角度とで一生分ぐらい見ました。
 しかし、今日の膀胱内視鏡は初めて。局部麻酔のため、ドクターと一緒にリアルタイムでモニターを見て、まさに今の私の腹の中を覗きました。一昨日夜からの「尿路感染の戻り」と思われる症状が膀胱や腎臓に起因するか、膀胱がんなどの可能性も一応確認のためです。
 自分で見ても、膀胱内は小さな炎症の斑点はありますがほぼクリアで、ドクターもその場で「グッドニュース・・・」と大きな異常なしを宣告してくれました。膀胱内の洗浄と直接の薬の投与で検査と治療はかなり短時間に終了。
 短時間の簡単な検査と治療で、ほぼ痛み無しではありましたが、家に帰って午後は微熱発熱で要安息。またまた、抗生物質が処方されましたが、耐性なしで効いてくれるといいですね。
 自分の「腹の中」、自分で覗くと肉体的にも霊的にも見苦しさも強いのですが、時にはしっかりと凝視してクリアにしなければいけませんね。肉体的健康と霊的健康のために・・・。


追記)言うまでも無く、嫁殿の「腹の中」は我が家の希望であり、息子殿はデレデレ。私達もだんだんとデレデレモードに入ってきたかな。